上越市議会 > 2012-12-17 >
12月17日-05号

  • "上越市議会会議規則"(/)
ツイート シェア
  1. 上越市議会 2012-12-17
    12月17日-05号


    取得元: 上越市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-25
    平成24年  第5回(12月)定例会 平成24年第5回上越市議会定例会会議録(5日目)                                平成24年12月17日(月曜日)出 席 議 員    1番   石  田  裕  一          2番   田  中     聡    3番   滝  沢  一  成          4番   波 多 野  一  夫    5番   櫻  庭  節  子          6番   中  川  幹  太    7番   鴨  井  光  夫          8番   大  島  洋  一    9番   小  林  和  孝         10番   平 良 木  哲  也   11番   上  野  公  悦         12番   草  間  敏  幸   13番   笹  川  栄  一         14番   山  崎  一  勇   15番   内  山  米  六         16番   瀬  下  半  治   17番   武  藤  正  信         18番   宮  崎  政  国   19番   柳  沢  周  治         20番   橋  爪  法  一   21番   杉  田  勝  典         22番   上  松  和  子   23番   塚  田  隆  敏         24番   佐  藤     敏   25番   渡  辺     隆         26番   飯  塚  義  隆   27番   江  口  修  一         28番   永  島  義  雄   29番   石  平  春  彦         30番   近  藤  彰  治   31番   本  城  文  夫         32番   瀧  澤  逸  男説明のため出席した者 市    長  村  山  秀  幸 副  市  長  野  口  和  広       副  市  長  山  岸  行  則 教  育  長  中  野  敏  明 理    事  市  村  輝  幸       総務管理部長  土  橋     均 企画政策部長  竹  田  淳  三       財 務 部 長  池  上  治  樹 防 災 危 機  永  野  正  昭       自 治・市 民  笹  川  桂  一 管 理 部 長                   環 境 部 長 健康福祉部長  野  澤     朗       産業観光部長  柴  山  弥  松 農林水産部長  川  上     宏       都市整備部長  小  林  総  明 教 育 部 長  秀  澤  光  夫       会 計 管理者  馬  場  和  明 ガス水道局長  田  中  孝  司 総務管理課長  高  橋  正  弘       秘 書 課 長  市  川     均職務のため出席した事務局職員 事 務 局 長  栗  本  修  一       次    長  高  橋  和  則 議 事 係 長  高  原  る み 子       主    任  池  田  小 百 合議 事 日 程                                           第1 会議録署名議員の指名                                   第2 議案第128号より第212号及び報告第10号                       第3 請願第  6号 柏崎刈羽原発の再稼働を認めないよう求める請願               第4 諮問第  6号 人権擁護委員候補者の推薦について                        諮問第  7号 人権擁護委員候補者の推薦について                     第5 発議案第19号 上越市議会政務調査費の交付に関する条例等の一部改正について           発議案第20号 上越市議会会議規則の一部改正について                   第6 閉会中の所管事務調査について                             本日の会議に付した事件                                       第1 会議録署名議員の指名                                   第2 議案第128号 平成24年度上越市一般会計補正予算(第5号)                  議案第129号 平成24年度上越市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)            議案第130号 平成24年度上越市診療所特別会計補正予算(第2号)               議案第131号 平成24年度上越市下水道事業特別会計補正予算(第3号)             議案第132号 平成24年度上越市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)          議案第133号 平成24年度上越市介護保険特別会計補正予算(第2号)              議案第134号 平成24年度上越市地球環境特別会計補正予算(第1号)              議案第135号 平成24年度上越市新幹線新駅地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1             号)                                      議案第136号 平成24年度上越市簡易水道事業会計補正予算(第1号)              議案第137号 上越市水道用水供給事業給水条例の制定について                  議案第138号 上越市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正について         議案第139号 上越市都市公園条例の一部改正について                      議案第140号 上越市営住宅条例の一部改正について                       議案第141号 上越市下水道条例の一部改正について                       議案第142号 上越市水道事業給水条例の一部改正について                    議案第143号 上越市駐車場条例の一部改正について                       議案第144号 上越市歴史民俗資料館条例の一部改正について                   議案第145号 上越市体育施設条例の一部改正について                      議案第146号 上越市浦川原霧ケ岳温泉ゆあみ条例の一部改正について               議案第147号 上越市牧ふるさと村自然と憩の森条例の一部改正について              議案第148号 上越市市民の森条例の一部改正について                      議案第149号 上越市冬期集落機能維持管理センター条例の廃止について              議案第150号 上越青少年文化センター条例の廃止について                    議案第151号 上越市三和ジュニア創作館条例の廃止について                   議案第152号 上越市吉川物産館条例の廃止について                       議案第153号 上越市コミュニティプラザ条例の一部改正について                 議案第154号 上越市ゲートボール場条例の一部改正について                   議案第155号 上越市シニアセンター条例の一部改正について                   議案第156号 上越市大島大山広場条例の一部改正について                    議案第157号 上越市大島農業実習交流センター条例の一部改正について              議案第158号 上越市地域生涯学習センター条例の一部改正について                議案第159号 上越市情報公開条例等の一部改正について                     議案第160号 上越市手数料条例の一部改正について                       議案第161号 上越市暴力団の排除の推進に関する条例の一部改正について             議案第162号 上越市道路占用料等徴収条例及び上越市下水道条例の一部改正について        議案第163号 上越学生寮奨学金貸付研究支援費交付条例の一部改正について           議案第164号 字の変更について                                議案第165号 市道路線の廃止について                             議案第166号 市道路線の認定について                             議案第167号 工事施行協定の一部変更について                         議案第168号 財産の取得について(都市計画道路東城脇野田線道路用地)            議案第169号 財産の取得について(直江津東中学校グラウンド用地)               議案第170号 指定管理者の指定について(上越文化会館)                    議案第171号 指定管理者の指定について(千寿園)                       議案第172号 指定管理者の指定について(ケアハウス上越)                   議案第173号 指定管理者の指定について(吉川ゆったりの郷)                  議案第174号 指定管理者の指定について(中郷ひばり荘)                    議案第175号 指定管理者の指定について(上越五智養護老人ホーム)               議案第176号 指定管理者の指定について(安塚診療所)                     議案第177号 指定管理者の指定について(菱の里)                       議案第178号 指定管理者の指定について(大潟野外活動施設)                  議案第179号 指定管理者の指定について(高田公園野球場等23施設)              議案第180号 指定管理者の指定について(柿崎総合運動公園野球場等4施設)           議案第181号 指定管理者の指定について(上越市立オールシーズンプール)            議案第182号 指定管理者の指定について(ワークパル上越)                   議案第183号 指定管理者の指定について(大島やまざくら)                   議案第184号 指定管理者の指定について(安塚雪だるま高原)                  議案第185号 指定管理者の指定について(吉川緑地等利用施設)                 議案第186号 指定管理者の指定について(板倉そば打ち体験交流施設いたくら亭)         議案第187号 指定管理者の指定について(三和ネイチャーリングホテル米本陣)          議案第188号 指定管理者の指定について(三和味の謎蔵)                    議案第189号 指定管理者の指定について(うみてらす名立)                   議案第190号 指定管理者の指定について(柿崎マリンホテルハマナス)              議案第191号 指定管理者の指定について(柿崎ハマナスふれあいセンター)            議案第192号 指定管理者の指定について(大潟健康スポーツプラザ鵜の浜人魚館)         議案第193号 指定管理者の指定について(吉川スカイトピア遊ランド)              議案第194号 指定管理者の指定について(板倉保養センター)                  議案第195号 指定管理者の指定について(ゑしんの里記念館)                  議案第196号 指定管理者の指定について(月影の郷)                      議案第197号 指定管理者の指定について(川上笑学館)                     議案第198号 指定管理者の指定について(日本自然学習実践センター、大池いこいの森ビジ             ターセンター)                                 議案第199号 指定管理者の指定について(雪だるま物産館)                   議案第200号 指定管理者の指定について(六夜山荘)                      議案第201号 指定管理者の指定について(くびき食彩工房)                   議案第202号 指定管理者の指定について(上越市南葉高原キャンプ場)              議案第203号 指定管理者の指定について(くわどり市民の森)                  議案第204号 指定管理者の指定について(玄僧ふるさと村)                   議案第205号 指定管理者の指定について(菖蒲高原緑地休養広場)                議案第206号 指定管理者の指定について(ふすべ山森林施設)                  議案第207号 直江津港公有水面埋立てに関する回答について                   議案第208号 上越地域水道用水供給企業団の解散について                    議案第209号 上越地域水道用水供給企業団の解散に伴う財産処分について             議案第210号 上越地域水道用水供給企業団規約の変更について                  議案第211号 公の施設の区域外設置について                          議案第212号 権利の放棄について                               報告第 10号 専決処分した事件の承認について(平成24年度上越市一般会計補正予算(専             第4号))                                 第3 請願第  6号 柏崎刈羽原発の再稼働を認めないよう求める請願               第4 発議案第21号 柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に関する意見書の提出について            (日程追加)  第5 諮問第  6号 人権擁護委員候補者の推薦について                        諮問第  7号 人権擁護委員候補者の推薦について                     第6 発議案第19号 上越市議会政務調査費の交付に関する条例等の一部改正について           発議案第20号 上越市議会会議規則の一部改正について                   第7 閉会中の所管事務調査について                                                                                午前10時0分 開議 ○瀧澤逸男議長 これより本日の会議を開きます。                        〇 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○瀧澤逸男議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において波多野一夫議員及び柳沢周治議員を指名いたします。                        〇 △日程第2 議案第128号より第212号及び報告第10号 ○瀧澤逸男議長 日程第2、議案第128号より第212号及び報告第10号を一括議題といたします。  本件に関し、各委員会における審査の経過並びに結果についての報告を求めます。  まず、総務常任委員長の報告を求めます。  13番、笹川栄一委員長。               〔笹 川 栄 一 議 員 登 壇〕 ◆13番(笹川栄一議員) おはようございます。これより総務常任委員長報告を申し上げます。  去る12月3日、当委員会に付託されました議案9件、報告1件について、12月7日に委員会を開催し、慎重審査の結果、いずれも承認、可決すべきものと決しました。また、総務管理部、自治・市民環境部において所管事務調査を行いましたので、審査及び調査の順序に従い、概要を報告いたします。  最初に、財務部に係る議案の審査についてであります。  議案第143号上越市駐車場条例の一部改正について、理事者の説明の後、委員から、廃止される向橋パークアンドバスライドは一部を民間バス事業者が借地として使用しているようだが、今後の扱いはとの質疑に、理事者から、現状は行政財産の目的外使用として民間バス事業者がバスの待機所として使用している。4月以降は普通財産になるが、バス事業者からの希望もあり、引き続き貸し付ける予定であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第160号上越市手数料条例の一部改正について、理事者の説明の後、委員から、新設される低炭素建築物新築等計画の認定に係る手数料について具体的にどのような審査をするのかとの質疑に、理事者から、低炭素建築物では現在の省エネ法の基準よりもエネルギー使用量を10%削減する基準を設けている。それに対応できる外壁や天井の断熱、換気システムなどの建物構造、空調関係も含めてエネルギー使用量を審査していく。また、節水対策、ヒートアイランド対策などの8項目の中から2項目を選択し、採用することで省エネとあわせて低炭素に寄与する設計になっているか審査するものであるとの答弁がありました。  さらに委員から、制度全体がわかるような資料の請求があり、理事者から改めて説明がありました。  以上で質疑を終結し、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第212号権利の放棄について、理事者の説明の後、委員から、市が権利放棄する額について8月に示された六十数億円が今回71億円になったのはどういう事情かとの質疑に、理事者から、土地評価損や売却損の累計といった公社の欠損金は当初清算行為の中で経理処理するものとしていたが、県との協議の中で解散認可の申請時には債務超過の状態を解消するよう指導があり、権利放棄する額に算入したことによるものであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第128号平成24年度上越市一般会計補正予算(第5号)について、理事者の説明の後、2款1項6目減債基金積立金で、委員から、土地開発公社から代物弁済された土地の売払収入を財源とする三セク債の繰上償還について、償還期間の短縮によりどのくらいのメリットがあるのかとの質疑に、理事者から、今回積み立てた4億6,452万円のうち、まず一番高い利率で契約した金融機関分4億2,910万円を来年5月末、1回目の定時償還の際に繰上償還する。借り入れ利率が0.87%であり、その利息分が軽減されるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決は後回しとしました。  次に、総務管理部に係る議案の審査についてであります。  報告第10号専決処分した事件の承認について(平成24年度上越市一般会計補正予算(専第4号))について、理事者の説明に質疑なく、採決の結果、全員異議なく承認すべきものと決しました。  次に、議案第159号上越市情報公開条例等の一部改正について、理事者の説明に質疑なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第128号平成24年度上越市一般会計補正予算(第5号)について、理事者の説明にさしたる質疑なく、採決は後回しとしました。  次に、将来的な行政組織の再構築に向けた総合事務所のあり方について所管事務調査を行いましたので、概要を申し上げます。  理事者から、10月29日の所管事務調査を受けて地域協議会への3巡目の説明会を実施した。再検討を求める意見もあったが、総じて基本的な考え方を妥当とし、おおむね理解をいただく状況となった。その上で実効性のある取り組みとなるよう入念な検討、準備を求める意見、意欲と能力の高い職員配置、教育の充実などの要望も多くいただいた。  次に、産業建設グループ業務の集約に関して、グループの構成、集約先事務所の案は前回示したとおりである。各事務所の組織体制は、全ての総合事務所において総務・地域振興グループ長と兼務している次長を専任化し、産業建設グループ関連業務の進行管理、指揮、監督を担わせる。これに伴い、総務・地域振興グループ長も専任化し、地域振興の推進体制を強化する。また、農業委員会関係業務は各区に駐在室を設け、専任の職員を配置する。  産業建設グループ集約先総合事務所の体制は、産業と建設を分離させ、産業グループは農政班と産業観光班、建設グループは整備班と管理班で構成し、専門性を高める。また、各班では各区の担当職員を配置し、日常業務に当たる。  集約先以外の総合事務所では、現在産業建設グループが行っている照会、相談、書類の受理などの業務を総務・地域振興グループが担うこととし、専任の職員を増員する。  頸城区、三和区、名立区の集約先となる木田庁舎の体制は、市民からの問い合わせや総合事務所で受け付けた案件に組織横断的に対応するため自治・地域振興課内に新たに室を設け、3区の事情に精通するとともに、複数課にわたる業務を的確に調整できる専任の職員を配置する。各部の関係課には、3区を専任で担当する職員をそれぞれ配置し、日常業務の中で地域の皆さんとのコミュニケーションにより信頼関係を深めるとともに、危険箇所や事業の現場を巡回するなど、それぞれの区の現状を把握するよう努める。  次に、各事務所における人員配置について、集約先の総合事務所では構成グループ内の関係総合事務所から集約する人員を産業グループ建設グループへ適切に配置する。その際、過度な職員削減は行わず、試行期間における円滑なサービスの提供などの実施状況を見きわめた上で平成26年度以降の配置人員を整理する。集約先以外の総合事務所では、産業建設グループの窓口機能に必要な人員として総務・地域振興グループにおおむね3人を増員配置するが、市民への円滑なサービスの提供のために必要な人員を精査し、平成25年4月1日付人事異動で確定する。集約先の木田庁舎では、関係する総合事務所から集約する人員を産業建設グループに関係する木田庁舎の関係課等へ配置する。試行期間において過度な職員削減を行わず、関係する区を担当する職員の明確化などは他のグループの集約先の総合事務所と同様とする。  円滑な業務運営に向けて職員を育成するため、平成25年度の試行に先行して来年1月から13区総合事務所の次長及び現産業建設グループの職員を対象に職員の意識改革及び地域事情の習得を図る取り組みを実施する。  予算の管理等については、原則として予算要求及び執行管理は集約先の総合事務所及び木田庁舎が一括管理し、これまで木田庁舎で集中管理していた予算のうち、可能なものは集約先の総合事務所へ配当する。  組織再編後の災害対応については、集約によって得られる機動力を最大限に活用しながら組織的対応を図ることを基本とし、平日の日中に災害が発生した場合は、集約先の総合事務所及び木田庁舎の関係課はグループ内の各区の被災状況を迅速かつ的確に把握し、各区担当の職員だけでなく、必要な人員を各総合事務所へ配置するなど、組織的に機動力を生かして災害対応に当たる。休日、夜間に発生した場合は、各総合事務所に勤務する職員は勤務先へ参集する。また、各区の居住者及び区出身者で木田庁舎に勤務する職員のうち、管理職、防災担当職員、避難所担当職員以外の職員は指定の総合事務所に参集する。これらの対応により、平日、休日、夜間の区別なく災害発生時の初動対応に必要な人員を確保するほか、地域事情に精通する職員が自動的に参集し、迅速かつ的確に対応する体制となる。  今後の進め方については、12月14日から地域協議会への4巡目の説明及び意見交換を行い、町内会長協議会のほか、地域住民を対象とした地区懇談会などさまざまな機会を捉え、説明や意見交換を重ねる中で円滑な実施に向けた準備を進めていく。また、事務事業の手順書の作成及び予算配当など、今後グループ別に集約先の総合事務所が主体となり、関係課と連携して事務手順書を作成する中で、来年4月からの円滑な試行実施及び市民への影響に配慮したサービス提供の手法について詳細に協議、検討を行う。予算配当や所長の権限等を初めとする組織、人員体制、執行権限などについては、来年の2月中旬を目途に整理したいとの説明がありました。  説明の後、委員から、集約先以外の総合事務所では総務・地域振興グループ産業建設グループ関連の相談を担当する職員を3人増員するとのことだが、専ら産業建設グループ関連の仕事をするのかとの質疑に、理事者から、産業建設グループ関連の窓口職務を担う職員として農業委員会も含めて農林水産部関係で2人、都市整備部、産業観光部関係で1人と見込んで設定したが、状況により総務・地域振興グループの業務を分担することも視野に入れ、柔軟な取り扱いをしたい。人数の妥当性は、今後の試行により検証したいとの答弁がありました。  また、委員から、集約先の木田庁舎において自治・地域振興課内に(仮称)産業建設室を設け、各部の関係課に3区を専任担当する職員を配置するが、二重の組織になるように思う。(仮称)産業建設室がなぜ必要なのか。各課で担当する職員が3区を見ればいいのではないか。ほかの区とのバランスはどうなるのかとの質疑に、理事者から、基本的には総合事務所が窓口になるが、各課を横断する課題もあり、木田庁舎に直接来られる市民もいることを想定し、木田庁舎も一つの集約先の事務所という捉え方をしている。木田庁舎以外の集約先の総合事務所では、次長を専任化し、キーパーソンとなって集約するグループ内の連携、調整、進捗管理を担うこととしているが、この次長職に対比するセクションとして(仮称)産業建設室を設けることとし、各部、各課の対応を基本としながらもその補完的な役割、地域振興をフォローする機能を持たせることとしたいとの答弁がありました。  また、委員から、休日、夜間に発生した災害対応では、一番重要な初動対応において職員が居住している最寄りの総合事務所に参集させず、遠くの勤務先事務所に参集させるのかとの質疑に、理事者から、パトロールや被害確認のため、各総合事務所は最低限通常勤務している職員体制をまず確保しなくてはならないと考え、勤務先の総合事務所に参集することとした。加えて、木田庁舎に勤務する職員で区に在住する職員を総合事務所に参集させるとの答弁がありました。  また、委員から、産業建設グループ集約後の中山間地の除雪体制はどうなるのか。集約先以外の総合事務所では、職員の不足から降雪状況の把握などに支障は出ないのかとの質疑に、理事者から、除雪は集約先の総合事務所が担当するが、住民からの問い合わせ、苦情などは各総合事務所で受け付ける。全市的にGPSシステムが導入されることから、端末により各総合事務所でも除雪状況を確認できるので、問い合わせにも対応可能である。また、雪のない夏場から地域の状況を把握して降雪期に備えることが重要であるが、集約先では必要に応じて各区の担当以外の職員も投入するなど集約のメリットを生かして対応できるよう取り組んでいくとの答弁がありました。  以上で質疑を終結しましたが、本件は今後も調査を継続することといたしました。  次に、企画政策部に係る議案の審査についてであります。  議案第128号平成24年度上越市一般会計補正予算(第5号)について、理事者の説明の後、8款5項2目土地区画整理費中、新幹線新駅周辺整備事業で、委員から、特別会計への繰出金を減額した理由はとの質疑に、理事者から、都市計画道路黒田脇野田線の工事において、ガス水道管移設に当たり試掘した結果、仮配管なしで本管布設工事が可能となったため仮配管経費に係る繰出金を減額するものであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決は後回しとしました。  次に、議案第135号平成24年度上越市新幹線新駅地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、理事者の説明に質疑なく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、防災危機管理部に係る議案の審査についてであります。  議案第161号上越市暴力団の排除の推進に関する条例の一部改正について、理事者の説明に質疑なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第128号平成24年度上越市一般会計補正予算(第5号)について、理事者の説明に質疑なく、採決は後回しとしました。  次に、自治・市民環境部に係る議案の審査についてであります。  議案第153号上越市コミュニティプラザ条例の一部改正について、理事者の説明に質疑なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第170号指定管理者の指定について(上越文化会館)について、理事者の説明の後、委員から、選定に当たり評価した点数が明らかにされていないが、経費の削減が評価されたのかとの質疑に、理事者から、選定した会社は上越市の状況をよく把握しており、企画性にすぐれた提案が示された。また、専門性のある人材を自社で育成して配置することから、1位を選んだ委員が過半数を超える結果となったとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、上越市自治基本条例の検証について所管事務調査を行いましたので、概要を申し上げます。  理事者から、当市の自治の最高規範である自治基本条例は平成20年4月1日に施行されたが、条例の内容を5年ごとに見直しを行わなければならないと定めており、現在検証作業を進めている。条例に基づくこれまでの取り組みを振り返りながら、自治のあり方を改めて見直すとともに、条例の理念を再認識することにより、自主、自立のまちづくりをより一層進めるための契機とすることを目的に、社会経済情勢の変化と条例の運用の視点から検証した。  検証の内容については、市による検証と市民による検証の2段階で実施した。まず、市による検証については条例に基づくこれまでの取り組みの振り返りということで、職員一人一人が条例の理念を再認識することにより、自主、自立のまちづくりのより一層の推進に向けた意識の向上を図ることを目的に、庁内セルフチェックとして全課において市政運営の実施状況を点検し、報告書として取りまとめた。その中で条例の規定に不備はないが、今後の課題として条例の認知度を上げ、市民の意識や関心を高めていくことが必要であるとした。  次に、市民による検証として、上越市自治基本条例推進市民会議を設置し、7回の会議を開催、庁内セルフチェックの検証結果報告書を参考にして条例を検証していただき、自治基本条例に関する意見書を取りまとめた。また、庁内セルフチェックの結果を広報上越等で公表し、市民から意見を募集し、市民会議の意見書に反映した。  検証の結果として、市長に提出された上越市自治基本条例に関する意見書では、条例の改正は要しないとされているが、4点の指摘があった。1点目、審議会等はできるだけ多くの公募委員を入れるよう努めること。また、団体等の長が幾つもの審議会を兼務していることから、長に限らず構成員から選任するよう努めること。2点目は、パブリックコメントについて、さらに制度の周知徹底を図るとともに資料を市民にわかるよう工夫すること。また、回答が紋切り型で不親切なものが多いことから、的確かつわかりやすく、丁寧かつ謙虚に行うこと。3点目は、地域自治区について、地域協議会は自主的審議が少ない、市民の認知度が低い、委員公募の応募者が少ない、女性委員が少ないなどの課題があることから、検討組織を設置するなど期限を設けて地域協議会の一層の活性化を図るための検証を行うこと。4点目、市民参画については、いまだ十分とは言いがたい状況にあることから、市民参画に関する制度の充実、改善を図るとともに、周知を効果的かつ積極的に行い、市民の意識をより一層高めるよう努めることと指摘があった。  なお、今回の所管事務調査を通じて議会の意見をいただきたいと考えている。  今回の検証の結果、条例の改正は不要と判断されるが、条例に基づく取り組みについては、市民会議からの指摘事項等を踏まえ、必要な改善等を行う必要があるといった趣旨で最終報告書として取りまとめ、公表する予定である。  今後、今月中旬に市民会議からの指摘事項を担当課にフィードバックするとともに、3月までに市民会議の検証結果及び最終報告書を広報上越等で市民にお知らせしたいとの説明がありました。  説明の後、委員から、自治基本条例の検証については、議会としても十分な時間をかけて検討する必要があるとの意見があり、改めて調査することとし、調査を継続することといたしました。  最後に、議案第128号平成24年度上越市一般会計補正予算(第5号)について、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、当委員会の審査、調査の概要と結果を申し上げましたが、詳細は委員会記録に譲り、総務常任委員長報告を終わります。 ○瀧澤逸男議長 総務常任委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 質疑はないものと認めます。  次に、厚生常任委員長の報告を求めます。  19番、柳沢周治委員長。               〔柳 沢 周 治 議 員 登 壇〕 ◆19番(柳沢周治議員) これより厚生常任委員長報告を申し上げます。  去る12月3日に当委員会に付託された議案17件について、12月5日に委員会を開催し、審査の結果、いずれも可決すべきものと決しました。また、健康福祉部において3件の所管事務調査を行いましたので、審査及び調査の順序に従いまして概要を報告いたします。  最初に、健康福祉部に係る議案の審査についてであります。  まず、議案第154号上越市ゲートボール場条例の一部改正について及び議案第155号上越市シニアセンター条例の一部改正について、理事者の一括説明後、議案第154号について、委員から、直営になった場合委託料は幾らになるのかとの質疑に、理事者から、直営にすることにより、人件費を除いて約100万円程度の削減となるとの答弁がありました。  さらに、委員から、直営によって100万円の削減効果があるならば、指定管理者制度を導入したことに問題があったのではないかとの質疑に、理事者から、この施設は一定量の利用しか見込めず、民間のノウハウを生かしたコストの削減効果が望めないため、指定管理委託料の低減が困難であると判断したとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決の結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第171号から議案第176号までは指定管理者の指定についてであります。千寿園、ケアハウス上越、吉川ゆったりの郷、中郷ひばり荘上越五智養護老人ホーム、安塚診療所の6件について、理事者の一括説明後、中郷ひばり荘について、委員から、事業計画で内装の改修とあるが、改修をした場合、指定管理期間終了後の原形復旧をするときに、財産の帰属に関してはどうなるのかとの質疑に、理事者から、あくまで市の施設であるため、明らかに市の備品となるものは寄附を受けるなどの処理を行う。さらに、設備品はどちらの所有になるのか、またそれを取り外すことになった場合は市に負担が発生しないかなど、厳しい条件をつけているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、一括採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第208号上越地域水道用水供給企業団の解散について、議案第209号上越地域水道用水供給企業団の解散に伴う財産処分について、議案第210号上越地域水道用水供給企業団規約の変更について、理事者の一括説明に質疑なく、採決の結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第128号平成24年度上越市一般会計補正予算(第5号)について、理事者の説明後、3款2項2目中、私立保育所運営費で、委員から、私立保育所の児童数はふえているにもかかわらず、歳入の保育料が減っているのはどういうことかとの質疑に、理事者から、保育料の安い階層の家庭が多かったことから、全体の保育料が見込みを下回ったためであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決は後回しといたしました。  次に、議案第129号平成24年度上越市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第130号平成24年度上越市診療所特別会計補正予算(第2号)、議案第133号平成24年度上越市介護保険特別会計補正予算(第2号)については、理事者の説明に質疑なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、3件の所管事務調査を行いましたので、その概要を申し上げます。  まず、健康福祉部所管の公の施設の再配置について、理事者から、前回の所管事務調査以降、介護保険施設26施設について、現指定管理者である7法人と譲渡協議を開始した。その結果、現在のところ社会福祉協議会を除く6法人からは譲渡に前向きな回答を得た。社会福祉協議会からは、譲渡協議を進めているデイサービスセンター19施設のうち、4施設については譲渡を希望しない旨の回答があり、この4施設については公の施設としては廃止し、来年4月から利用者の他施設への移行がスムーズに行われるよう進めていくこととしている。土地を所有しているえちご上越農業協同組合を除く6法人とは、11月27日に土地貸し付けにかかわる負担調整率等を示して協議を進めているが、一部の法人から譲渡についての問い合わせがあったことから、有償譲渡も含めて協議を進めていくこととした。  グループハウスについては、入所者全体での説明のほか、個別に転居の意向を確認する面談を実施し、その中で廃止に対する理解は得られたところである。転居については、本人の健康状態や意向を尊重しながら、年度末を区切りとして進めていく。  介護予防拠点施設の大潟ふれあいセンターとくびきふれあいセンターについては、新年度以降は普通財産とする予定にしており、板倉のびやかハウスについては、現利用団体へ説明を行い、他施設を利用してもらうことで内諾を得たところである。  今後は、利用者、地域協議会に丁寧な説明を行い、1月の諮問、答申を経て、議会には3月の提案を考えているとの説明がありました。  説明後、委員から、事業継続期間について、譲渡後10年以上となっているが、10年以内にやめた場合の対応はどうなるのかとの質疑に、理事者から、譲渡契約時に特約事項を付して、無償譲渡に関する罰則を科していくことを考えているが、仮に途中で事業継続できないとなった場合、それまでに得た財産として施設を返却されても仕方がないため、評価額をどう算定していくかを厳格に明記していきたいとの答弁がありました。  また、委員から、吉川デイサービスセンターうぐいすの里は35人の利用者がいるが、高齢化が進む中山間地において、施設を廃止するという方針でよいのかとの質疑に、理事者から、利用者は近い施設を利用するのではなく、自分の行きたい施設を広域的に利用している実態がある。社会福祉協議会は、区内の他施設への移動は利用者が不安なく移動できる範囲であるとしており、市としては老朽化が著しいこの施設は廃止したいと考えているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結しましたが、本件は今後も調査が必要との判断から、引き続き調査を継続することといたしました。  次に、介護保険事業所、地域密着型サービス事業所でありますが、この人員、設備及び運営に関する基準の条例化について、理事者から、地方主権改革一括法の成立を受けて、厚生労働省令により定められていた介護保険法における介護保険サービスの人員、設備、運営に関する基準について、地方自治体が条例により定めることとなった。介護保険サービスは、居宅サービス、施設サービス、地域密着型サービスに分かれ、このうち市が指定権を持っている地域密着型サービスの基準を条例化する必要があり、市内では現在57の事業所がこのサービスを提供している。  今回の条例化に当たっては、昨年度実施した特養待機者調査の結果を反映し、利用者ニーズに合ったサービスを提供すること、また施設系サービスにおいて外部評価を導入し、サービスの質の向上を図ることを基本方針としている。  具体的には、地域密着型介護老人福祉施設の居室定員について、省令において原則1人とされている定員を4人以下とする。また、外部評価の実施については、省令では地域密着型サービスのうち小規模多機能型居宅介護、グループホームで外部評価を実施することになっているが、サービスの評価の客観性を高めるため、条例では地域密着型介護老人福祉施設などに対しても外部評価の実施を義務づける。また、非常災害対策については、省令では災害の様態ごとの計画の策定までは求められていないが、条例では想定される非常災害の様態ごとに具体的な計画を立てることとする。また、記録の保存については、省令では2年間とされているが、介護報酬の過誤請求の時効期間の5年間とずれが生じているため、時効の期間に合わせて5年間とする。  今後は、12月11日からパブリックコメントを実施し、議会には3月に提案をする予定であるとの説明がありました。  説明後、委員から、特養待機者のアンケート結果で多床室希望が多いために定員の基準を変更するとのことだが、事業者や実際の入所者の希望がわからないため、現状が十分に把握されているとは言えないのではないかとの質疑に、理事者から、現在の基準ではプライバシーの確保等の目的から原則個室となっている。一方で、利用者ニーズとして多床室であれば低料金で利用可能で、ほかの利用者と会話ができ、また事業者にとっても医療依存度の高い人がまとまっていたほうがケアがしやすいなど、双方にメリットがある。しかし、実際には事業者側の採算性等を考えると、多床室による新規開設の希望は少ないのではないかと想定しているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、本件は3月議会において条例案が提案されますために、調査については今回で終了することといたしました。  次に、若竹寮の改築事業について、理事者から、若竹寮の改築に当たっては当初5億8,400万円の事業費を見込んでいたが、実施設計の結果、地盤改良工事が必要となったことや、造成工事における調整池の設置等により、現時点で5,900万円増の6億4,300万円を見込んでいる。  財源として、国の次世代育成支援交付金と現施設の土地売り払い代金及び旧広域事務組合承継事務基金を充てることとしていたが、このうち現施設の土地売り払い代金については、妙高市、糸魚川市の3市で行っている事業に上越市の土地の売り払い代金を使うことに疑問が生じたため、財源から除外し、その分を基金で充用することとした。  全国の児童養護施設が国からの措置費の範囲で運営できているにもかかわらず、若竹寮はそれ以上の経費がかかっていること、また入所している全ての子供に親がいる中で、育ちにくい環境にある子供たちの育成には専門的な技能を持った職員が必要であることに鑑み、新若竹寮の運営については、おおむね3年後をめどに民間事業所による指定管理体制への移行を目指していきたいと考えている。なお、移行に当たっては十分な引き継ぎ期間を設け、子供たちに影響を与えないように配慮していく。  また、基金については、上越地方広域事務組合解散時に若竹寮改築事業及び組合在籍期間に係る職員退職手当負担金の財源とすることを主な目的として設置したが、改築事業の終了を契機に、既に当市の職員となっている当該職員の退職金については、上越市で責任を持って対応することとし、平成25年度末をもって基金を廃止したいと考えている。  新若竹寮の運営については、基本的な職員体制もほぼ固まってきているため、今後議会に詳細を説明していきたいと考えているが、基本的には24時間体制で小舎制を生かした運営を行っていきたいと考えており、それに向けて万全の準備をしていきたいとの説明がありました。  説明後、委員から、3年をめどに指定管理体制へ移行するとしているが、現在の若竹寮の運営は児童福祉法の措置費基準と比べかなり手厚い予算で行っているのではないかとの質疑に、理事者から、3年後に指定管理体制へ移行する理由は、1つはプロパー職員の平均年齢が高いために人件費がかかり、措置費基準を大きくオーバーしていること、もう一つは育ちが気になる児童が半数以上を占めており、小舎制での個別ケアには高い専門性が必要なことが挙げられる。この両方を解決するために一定の能力、技能を持った団体等に委託したほうがよいとの判断であり、3年の準備期間の中で市の方針を理解してもらえる団体等を探すとともに、実際に同じ手法で運営している施設のノウハウ等を研究していきたいとの答弁がありました。  以上で質疑を終結しましたが、本件は今後も調査が必要との判断から、引き続き調査を継続することといたしました。  最後に、上越市健康増進計画案及び上越市歯科保健計画案について報告があり、健康福祉部の審査を終了いたしました。  次に、自治・市民環境部に係る議案の審査についてであります。  最初に、議案第138号上越市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正について、理事者の説明後、委員から、一般廃棄物処理施設における技術管理者の資格に関する基準をつくった後に、この基準のとおりにできるかどうかという具体的な検証が必要になってくると思うが、今後の見通しについてどう考えているのかとの質疑に、理事者から、学校を卒業して実務経験があれば資格としては十分であるが、それだけでは補えない部分もあるため、そのほかに研修機関で研修を受けた者についても資格があるとしている。今までも市の施設には技術管理者がいたため、今回の基準の設定によって生じる問題はないと考えているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第128号平成24年度上越市一般会計補正予算(第5号)について、理事者の説明後、4款3項2目中、ごみ処理対策事業で、委員から、突発的な故障の増加とあるが、具体的な内容、状況を教えてほしいとの質疑に、理事者から、クリーンセンターの老朽化に伴い、さまざまなところで修繕が増加しており、場所によっては焼却をとめて修繕をしなければならない状況がある。大きなものとしては、燃焼ガスのごみを取る炉布、炉の内部の耐火物の修繕などがあるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結しましたが、採決は後回しといたしました。  次に、議案第134号平成24年度上越市地球環境特別会計補正予算(第1号)について、理事者の説明後、委員から、落雷対策を施して風力発電施設を設置した場合採算はとれるのかとの質疑に、理事者から、現在行っている落雷対策の効果が認められた場合、製品化の段階でその部品を組み込んだブレードを作成すればコストは抑えられるため、費用対効果が大きいと考えている。また、落雷対策を施した風車を使用すれば大きな被害を受けることがなく、運転期間も延びるため、採算性がよくなると見込んでいるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第128号平成24年度上越市一般会計補正予算(第5号)を採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で厚生常任委員長報告を終わります。 ○瀧澤逸男議長 厚生常任委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 質疑はないものと認めます。  次に、建設企業常任委員長の報告を求めます。  25番、渡辺隆委員長。                〔渡 辺 隆 議 員 登 壇〕 ◆25番(渡辺隆議員) これより建設企業常任委員長報告を申し上げます。  去る12月3日の本会議において当委員会に付託された議案15件について、12月6日に委員会を開催し、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。以下、審査の順序に従い、概要を報告いたします。  最初に、都市整備部の審査についてであります。  議案第139号上越市都市公園条例の一部改正について、理事者の説明に質疑なく、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第140号上越市営住宅条例の一部改正について、理事者の説明の後、委員から、南新町改良住宅の家賃改定について増加分が600円または1,200円となっているが、算出根拠はとの質疑に、理事者から、家賃の算定については、改良住宅は一般公共住宅と異なり、定額の家賃設定となっているため、市費持ち出し分を基本に一定の算式により定めるものである。増加分が異なるのはエレベーターの設置に伴うものであり、1、2号棟は平成11年に設置済みであるが、4号棟は平成20年、3号棟は平成22年に設置していることから、今回の浴室改修工事が完了することに合わせ改定したことによると答弁がありました。  また、委員から、改良住宅の入居者は高齢者や生活保護世帯が多いが、家賃の改定について説明は行ったのかという質疑に、理事者から、具体的な金額については示していない。入居者の6割強の方が生活保護世帯であり、50%減免の措置を受けており、今回の家賃改定では減免適用者は最低家賃の範囲内であるため影響はないが、事前説明が不足していたと考えている。早急に十分な説明を行いたいとの答弁がありました。  また、委員から、南新町改良住宅1号棟の廊下の照明について、センサー式にしてほしいとの要望があるが、改良する予定はあるのかという質疑に、理事者から、ほかの棟との関連もあり、検討している。なるべく早目に回答したいとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第141号上越市下水道条例の一部改正について、議案第149号上越市冬期集落機能維持管理センター条例の廃止について、議案第162号上越市道路占用料等徴収条例及び上越市下水道条例の一部改正について、議案第165号市道路線の廃止について、議案第166号市道路線の認定について、議案第168号財産の取得について(都市計画道路東城脇野田線道路用地)については、理事者の説明にさしたる質疑なく、採決した結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第128号平成24年度上越市一般会計補正予算(第5号)について、理事者の説明の後、8款2項3目道路新設改良費で、委員から、工事は年度内に完了できるのかという質疑に、理事者から、市単独分については年度内に完了する見込みであるが、地方道路整備については、橋梁工事の関係で河川占用の制約により秋以降の工事となる。現段階では大原橋と籠田橋などが繰り越しになる可能性があるとの答弁がありました。  5項2目中、黒井駅南口整備事業について、委員から、発注形態の見直しとあるが、どういう見直しで経費削減を図ったのかとの質疑に、理事者から、当初は南北広場整備工事と街灯設置、トイレの設置を一体で発注する予定であったが、街灯とトイレの設置工事は土木工事に比べて経費率が低くなることから、南北広場工事とは別に発注し、経費の削減を図ることにしたとの答弁がありました。  11款2項1目道路橋梁災害復旧費で、委員から、被災した市道国川塔の越線については、工事は繰り越しを予定しているのかとの質疑に、理事者から、当該路線については砂防工事で使用しているため、砂防工事完了後に復旧工事に着手する予定である。冬期間にかかるため繰り越しを予定しており、来年の夏には復旧が完了するよう工事を進めていくとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第131号平成24年度上越市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第132号平成24年度上越市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)については、理事者の説明に質疑なく、採決した結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、(仮称)厚生産業会館の状況について報告があり、都市整備部の審査を終了しました。  次に、ガス水道局の審査であります。  議案第137号上越市水道用水供給事業給水条例の制定について、理事者の説明に質疑なく、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第142号上越市水道事業給水条例の一部改正について、理事者の説明の後、委員から、改正に伴う水道技術管理者や布設工事監督者について質疑があり、理事者から、今回の水道布設工事監督者並びに水道技術管理者は、ガス水道局の職員の資格要件のことであり、この資格を持っていないと当市が実施する水道事業の工事の監督に当たることができないという要件を条例で定めるものである。現在布設工事監督者については32名、水道技術管理者については上水道で1名、市内にある13の簡易水道については兼務も含めてそれぞれ5名を任命している。職員全体では両資格とも有する職員が87名在職しているとの答弁がありました。  さらに、委員から、現在資格のない職員に対し技術講習など、これから義務づけていくのかとの質疑に、理事者から、職員が在職期間中に水道業務に携われば資格要件の年数に達する可能性があり、外部の研修も受けながら資格要件を満たすように努めていくとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第211号公の施設の区域外設置について、議案第136号平成24年度上越市簡易水道事業会計補正予算(第1号)については、理事者の説明にさしたる質疑なく、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、当委員会の審査の概要と結果を申し上げましたが、詳細は委員会記録に譲り、建設企業常任委員長報告を終わります。 ○瀧澤逸男議長 建設企業常任委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 質疑はないものと認めます。  次に、文教経済常任委員長の報告を求めます。  12番、草間敏幸委員長。               〔草 間 敏 幸 議 員 登 壇〕 ◆12番(草間敏幸議員) これより文教経済常任委員長報告を申し上げます。  去る12月3日の本会議において当委員会に付託された議案47件について、4日に委員会を開催し、慎重審査の結果、いずれも可決すべきものと決しましたので、審査の順序に従い、概要を報告いたします。  最初に、教育委員会の審査についてであります。  議案第144号上越市歴史民俗資料館条例の一部改正について、議案第145号上越市体育施設条例の一部改正について、議案第150号上越青少年文化センター条例の廃止について、議案第151号上越市三和ジュニア創作館条例の廃止については、公の施設の再配置に関する案件のため、一括で審査を行いました。  理事者から一括説明の後、議案第150号について、委員から、青少年文化センターは除却されるが、五智地区に避難所や代替施設を中長期的に整備する計画はないかとの質疑に、現在文化センターで行っている少年少女発明クラブ等は上越科学館で代替が可能であり、少なくとも社会教育施設として代替施設を整備することは考えていないとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、それぞれ採決した結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第158号上越市地域生涯学習センター条例の一部改正について、議案第163号上越学生寮奨学金貸付研究支援費交付条例の一部改正について、議案第169号財産の取得について(直江津東中学校グラウンド用地)について、理事者の説明にさしたる質疑なく、採決の結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第177号から議案第181号までの5件は指定管理者の指定についてでありますので、一括で審査を行いました。  理事者から説明の後、委員から、指定管理者選定の考え方として、仮に第1順位獲得数が一番多かった者と総得点が一番多かった者が異なった場合の明確な選定基準はあるかとの質疑に、理事者から、選定基準としては最も多く第1順位に評価された者を選定するが、第1順位に評価された者が複数いた場合については、複数いた申請者のうち総得点が最も高い者で決定するとの答弁がありました。  また、委員から、議案第179号高田公園野球場等23施設については、提案された指定管理料が導入前の過去3カ年の平均額と比べてかなり下がっているが、理由は何かとの質疑に、理事者から、今回の更新から全庁的に10万円以上の修繕は市が行うとしたことから、その分が指定管理委託料に含まれていない。また、施設を管理する側の技術職、事務職などについてその施設に合った市の非常勤職員の号給と兼ね合わせた結果、人件費分が減額になっていることから、指定管理料が下がっているとの答弁がありました。  また、委員から、今回の更新から減免の補填がカットされたために減額されたと聞いているが、確認させてほしいとの質疑に、理事者から、減免分の補填については当初は青少年健全育成を目的とする利用料減免率が50%であったものが、平成22年8月1日から減免基準の改定により100%減免となり、指定管理の協定期間の途中から減免基準が変更とされ、指定管理者にとって非常に大きな減収となることから補填を行ってきたが、今回の指定管理者更新に当たっては100%減免に係る補填はしないことを公募時に条件として付しているので、申請者は減免分を見込んだ上で申請してもらっているとの答弁がありました。  議案第180号、議案第181号についてはさしたる質疑なく、議案第177号から議案第181号までの5件を一括採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第128号平成24年度上越市一般会計補正予算(第5号)について、理事者の説明の後、3款2項4目中、放課後児童クラブ運営費で、委員から、板倉の児童クラブなど利用児童1人当たりの面積が基準より小さいクラブがあるが、どのように解消するのかとの質疑に、理事者から、現在基準以下のクラブは6カ所あり、全体としては学校施設を利用しながらできるだけ広いところへということで対応しているが、人数についても増減があるため、近隣の施設または学校施設等を含め、子供たちが活動しやすい施設へ移転できるよう常に配慮している。できる限り基準以下のところは改善するよう今後も努めていきたいとの答弁がありました。  10款2項2目中、小学校就学援助費補助事業、中学校就学援助費補助事業で、委員から、要保護及び準要保護児童生徒援助費の人数の増減に伴う補正について、費目ごとに人数が異なるが、当初予算はどのように積算したのかとの質疑に、理事者から、援助項目についてはそれぞれ法により対象範囲が異なるため、費目ごとに人数が異なっている。過去2年間の受給者の平均値をもとに当初予算を算出したが、結果として増減が生じることになったとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決は後回しとしました。  次に、農林水産部の審査についてであります。  議案第148号上越市市民の森条例の一部改正について、議案第157号上越市大島農業実習交流センター条例の一部改正について、議案第164号字の変更について、議案第167号工事施行協定の一部変更について、理事者の説明に質疑なく、採決の結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第196号から議案第206号までの11件については指定管理者の指定についてでありますので、一括で審査を行いました。  理事者の一括説明の後、委員から、議案第197号川上笑学館について、指定管理委託料が前回より増額になった理由は何かとの質疑に、理事者から、市として人件費の統一基準を設け、必要な職員を配置し、人件費を適正な単価に統一したために増額になったとの答弁がありました。  そのほかの10件についてはさしたる質疑なく、11件を一括採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第128号平成24年度上越市一般会計補正予算(第5号)について、理事者の説明に質疑なく、採決は後回しとしました。  次に、産業観光部の審査についてであります。  議案第146号上越市浦川原霧ケ岳温泉ゆあみ条例の一部改正について、議案第147号上越市牧ふるさと村自然と憩の森条例の一部改正について、議案第152号上越市吉川物産館条例の廃止については、公の施設の再配置に関する案件のため、一括で審査を行いました。  理事者の一括説明の後、さしたる質疑なく、それぞれ採決した結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第156号上越市大島大山広場条例の一部改正について、理事者の説明の後、委員から、指定管理者の自己破産を受けての条例改正と考えるが、これに関連しあさひ荘は今後どうしていく考えかとの質疑に、理事者から、大山広場のテニスコートや民俗資料館等の施設が指定管理者制度にそぐわないとの結論から直営方式に移行する。あさひ荘については、民間業者の経営ノウハウやサービスの向上が必要との結論から、指定管理を担っていただける方を探しており、現在申し出のあった業者との間で協議を進めているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第182号から議案第195号の14件については指定管理者の指定についてでありますので、一括で審査を行いました。  理事者の一括説明の後、委員から、議案第185号吉川緑地等利用施設について、指定管理者であるみなもとの郷は自主的に持ち株会社の設立準備会に入らなかったと聞いているが、今後入らないとしたときにその扱いはどうなるかとの質疑に、理事者から、平成22年、23年と単年度黒字を計上しているが、単独の会社として経営を続けていくことには厳しさもあると思うが、しばらくはその状況を見守りたいとの答弁がありました。  また、委員から、将来は持ち株会社に参入することと考えてよいかとの質疑に、理事者から、持ち株会社化の参入も視野に入れているとの答弁がありました。  そのほかの13件については質疑なく、14件を一括採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第207号直江津港公有水面埋立てに関する回答について、理事者の説明に質疑なく、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第128号平成24年度上越市一般会計補正予算(第5号)について、理事者の説明の後、7款1項2目中、中小企業融資支援事業で、委員から、小規模事業者の中には認定経営革新等支援機関などにも相談できないため、金融機関からの支援も受けられない事業者もいるが、どのように支援するのかとの質疑に、理事者から、中小企業者に身近な商工会議所や商工会も当支援事業の対象支援機関として位置づけており、経営指導員に相談してもらうことで幅広く支援していくとの答弁がありました。  1項3目中、観光企画費で、委員から、高田開府400年記念事業設立準備会委員は高田地区の団体を中心に組織されているが、地元の団体だけの考えでなく、もっと市民全体のアイデアを結集して取り入れるべきであるとの質疑に、理事者から、市も地域の団体も市民全体に広げることを考えているが、まずは高田開府の中心である高田地区で盛り上げていかなければならないため、準備会は高田地区の団体が中心となっている。今後設立予定の実行委員会には3つの専門部会を設置する予定であるが、その中には高田地区の民間団体だけでなく、幅広く意見を取り入れられるような人選を行っていく考えであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、採決は後回しとしました。  最後に、議案第128号平成24年度上越市一般会計補正予算(第5号)について採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、当委員会の審査の概要と結果を申し上げましたが、詳細は委員会記録に譲り、文教経済常任委員長報告を終わります。 ○瀧澤逸男議長 文教経済常任委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 質疑はないものと認めます。  これより討論に入りますが、ただいままでに通告はありません。  よって、討論はないものと認めます。  これより議題を採決いたします。  まず、報告について採決いたします。  報告第10号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。  本件は承認することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本件は承認することに決しました。  次に、条例関係等の議案について採決をいたします。  議案第137号上越市水道用水供給事業給水条例の制定についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第138号上越市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第139号上越市都市公園条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第140号上越市営住宅条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第141号上越市下水道条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第142号上越市水道事業給水条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第143号上越市駐車場条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第144号上越市歴史民俗資料館条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第145号上越市体育施設条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第146号上越市浦川原霧ケ岳温泉ゆあみ条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第147号上越市牧ふるさと村自然と憩の森条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第148号上越市市民の森条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第149号上越市冬期集落機能維持管理センター条例の廃止についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第150号上越青少年文化センター条例の廃止についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第151号上越市三和ジュニア創作館条例の廃止についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第152号上越市吉川物産館条例の廃止についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第153号上越市コミュニティプラザ条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第154号上越市ゲートボール場条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第155号上越市シニアセンター条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第156号上越市大島大山広場条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第157号上越市大島農業実習交流センター条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第158号上越市地域生涯学習センター条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第159号上越市情報公開条例等の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第160号上越市手数料条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第161号上越市暴力団の排除の推進に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第162号上越市道路占用料等徴収条例及び上越市下水道条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第163号上越学生寮奨学金貸付研究支援費交付条例の一部改正についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第164号字の変更についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第165号市道路線の廃止についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第166号市道路線の認定についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第167号工事施行協定の一部変更についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第168号財産の取得についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第169号財産の取得についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第170号より第206号までの37議案はいずれも指定管理者の指定でありますので、一括採決することといたします。  本件についてはいずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、議案第170号より第206号はいずれも原案のとおり可決されました。  議案第207号直江津港公有水面埋立てに関する回答についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第208号上越地域水道用水供給企業団の解散についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第209号上越地域水道用水供給企業団の解散に伴う財産処分についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第210号上越地域水道用水供給企業団規約の変更についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第211号公の施設の区域外設置についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第212号権利の放棄についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、補正予算を採決いたします。  議案第128号平成24年度上越市一般会計補正予算を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第129号平成24年度上越市国民健康保険特別会計補正予算を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第130号平成24年度上越市診療所特別会計補正予算を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第131号平成24年度上越市下水道事業特別会計補正予算を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第132号平成24年度上越市農業集落排水事業特別会計補正予算を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第133号平成24年度上越市介護保険特別会計補正予算を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第134号平成24年度上越市地球環境特別会計補正予算を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第135号平成24年度上越市新幹線新駅地区土地区画整理事業特別会計補正予算を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第136号平成24年度上越市簡易水道事業会計補正予算を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。                        〇 △日程第3 請願第6号 ○瀧澤逸男議長 日程第3、請願第6号柏崎刈羽原発の再稼働を認めないよう求める請願を議題といたします。  本件に関し、総務常任委員会における審査の経過並びに結果についての報告を求めます。  13番、笹川栄一委員長。               〔笹 川 栄 一 議 員 登 壇〕 ◆13番(笹川栄一議員) これより総務常任委員長報告を申し上げます。  当委員会に付託されました請願第6号柏崎刈羽原発の再稼働を認めないよう求める請願について、12月7日に審査を行いました。  まず、請願者から趣旨説明を受けた後、委員から、請願を提出した後も署名集めをしているとのことであるが、状況はどうかとの質疑に、請願者から、署名は請願提出分も合わせると1万9,000筆を超えている。非常に協力的であり、再稼働反対の気持ちが強いことを意味していると思っているとの答弁がありました。  また、委員から、請願の願意は恒久的に再稼働を認めないという意味合いなのか。請願は、県の技術委員会の検証が終わるまで待てないのか。即時原発ゼロという考えなのかとの質疑があり、請願者から、国、県の検証が果たしてどこまで安全性を追求してくれるのか非常に不安があり、たとえ安全であるとの判断を下したとしても、稼働していいということにはなり得ないので、検証を待つまでもなく再稼働すべきでないと考えている。今回の請願は廃炉ということは問わず、再稼働反対の声を集めたものであるとの答弁がありました。  以上で趣旨説明を終了し、続いて委員による審査を行いました。  賛成の立場からは、柏崎刈羽原発は中越沖地震のとき甚大な被害を受け、一歩間違えば爆発の危険性もある状態だったこと、原発の直下あるいは周辺に活断層が存在すること、世界一の原発集中立地であり、30キロ圏内に多くの住民がいることから、事故が発生しても避難のしようがなく、稼働させないことが安全を守る一番の方法であるとの理由から採択すべきである。原子力委員会から日本の原発は福島第一原発のような事故が10年に1回の割合で起きる可能性があるとの見解が表明されており、原発事故から市民の生命を守ることが責任ある態度である。  また、この原発は世界最大の出力を持つ原発であり、リスクの分散がない。中越沖地震によりさまざまな問題が派生しており、実証的な安全確認がなされておらず、少しでもリスクを下げていくには当面の部分も含め現状の中で再稼働するという考え方は絶対とるべきではないなどの意見がそれぞれ述べられました。  次に、反対の立場から、県の技術委員会、原子力規制庁の判断も示されておらず、経済や雇用の問題などあらゆる観点から判断すると、現時点では請願には賛成できない。  原発解体のプロセス、使用済み核燃料の処分技術も確立しないまま国策として原発を推進してきたことに根本的な問題があり、理念としてはとめるべきだと考えているが、再生可能エネルギーの技術開発や廃炉に向ける体制と放射能を克服する技術が確立されていないことなどから判断し、現段階では恒久的に再稼働を認めないという願意には賛同できかねる。  柏崎刈羽原発は、県の津波ハザードマップ以上の防護壁をつくり、電源車なども確実に整備している。電気料値上げによる企業の空洞化や温室効果ガスがもたらす地球環境への影響を考えると、請願には賛成できない。  既に昨年6月、議会としては福島第一原発事故の徹底した調査、検証を踏まえ、公開性のもと地震、津波の対策などを求めた意見書を提出しており、この請願は必要ないと思っているなどの意見がそれぞれ述べられました。  採決の結果、賛成少数で不採択すべきものと決しました。  詳細は委員会記録に譲り、以上で総務常任委員長報告を終わります。 ○瀧澤逸男議長 総務常任委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 質疑はないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  10番、平良木哲也議員。              〔平 良 木 哲 也 議 員 登 壇〕 ◆10番(平良木哲也議員) 日本共産党議員団の平良木哲也でございます。私は、日本共産党議員団を代表して、請願第6号柏崎刈羽原発の再稼働を認めないよう求める請願に関して賛成の立場で討論を行います。  福島第一原子力発電所の重大な事故では、いまだに6万人を超える方々が県外での不自由な避難生活を強いられているほか、いまだに放射能におびえながら福島県内で生活をしている人々が大勢おられ、その御苦労は察するに余りあります。これらの方々は、故郷を奪われ、住まいや財産をも奪われ、その上放射能による被曝と将来の生命や健康まで脅かされているのです。このような悲惨な事故は二度と起こしてはなりません。しかし、福島第一原発事故では放射能がいまだに拡散しており、事故の完全収束には至っていないほか、原因究明にもほど遠い状況です。ところが、こうした状況にもかかわらず、政府は柏崎刈羽原発を2013年度中に再稼働させることを含む東京電力の再建計画を認定しました。これを受けて、東京電力は企業再建のために同原発の再稼働ありきで準備を進めています。こうした暴挙は到底許されるものではありません。  そもそも原子力発電所の事故は、一たび放射性物質が大量に放出されると、その被害が空間的にも時間的にも、そして社会的にも限定なしに広がり続け、人類はそれを防止する手段を持っていません。また、福島原発事故で大気中に放出された死の灰は原子炉内総量の1割程度で、放射性ヨウ素やセシウムなどは1%から2%にすぎないと言われており、もっと大量に放出される事故も想定されます。まして福島第一原発の1.8倍で世界一の規模である柏崎刈羽原発では、一たび過酷事故が起こるとその被害ははかり知れません。そして、その想定は極めて現実的であります。現に中越沖地震では甚大な被害を受け、大事故寸前になりました。大事故に至らなかったのは、たまたま偶然に事なきを得たにすぎません。また、柏崎刈羽原発の周辺には活断層が存在し、大規模な地震が繰り返し起こることも指摘されています。  さらに、原子力発電所はその稼働を続ける限り処理する方法のない核のごみがふえ続けます。核のごみと言われる使用済み核燃料を安全に処理する技術はありません。既に日本の原発からは2万4,000トンもの使用済み核燃料が発生しており、再稼働すればプールは数年で満杯になることが明らかになっています。  逆に、この夏は大飯原発の再稼働を強行した関西電力管内を含めて、原発なしで猛暑の夏を乗り切ることができる、このことが実証されました。電力に心配はないのであります。また、原発の再稼働をやめる決断をすることによって年間4,500億円にも上る原子力予算を再生可能エネルギーの研究開発や利活用に振り向けることができ、二酸化炭素の排出削減も進めることができるのであります。  一部に代替エネルギーの解決策や雇用の問題もあり、原発の再稼働反対は無責任な議論だという意見もあるようです。しかし、この点は心配ありません。まず、代替エネルギーの解決策ですが、今後再生可能エネルギーに本気で取り組めば、現在計画されている原発の再稼働とさして変わらない費用で解決でき、その後のランニングコストは原発どころか通常の化石燃料よりもずっと低額で運用できることは、ドイツなどの例が証明しています。雇用の問題も、原発の廃炉に向けた作業に20年以上の期間がかかり、その間の雇用は保障されていることや、何よりもその費用として5兆円にも上る原発埋蔵金があることなどから、既に解決策は準備されています。したがって、無責任どころか、原発の再稼働を許さない姿勢こそ国民の暮らしにしっかり責任を持つ態度であります。何よりも重大事故で命や財産を根こそぎ奪われては代替エネルギーや雇用どころではありません。原子力村と言われる一部の集団の利益のみを擁護し、命にかかわる危険性をそのままにすることのほうが無責任なのではないでしょうか。  なお、以上述べたことのほか、柏崎刈羽原発には市民団体も指摘している固有の問題もあります。その1つは、中越沖地震によるダメージが加わった配管や原子炉が次に起こる地震に耐えることができず、重大な過酷事故を起こし、福島原発以上の大惨事になることが予想されることです。また2つ目には、周辺の地盤が非常に軟弱であり、中越地震では想定をはるかに超えて大きな被害を受けた点です。今でも原発の構造上不備があることが指摘されています。加えて、同原発を管理する東京電力はたび重なる事故隠しやデータ改ざんを繰り返すなど、管理能力が根本的に欠けているという点も指摘されています。  こうしたことから、柏崎刈羽原発の再稼働は市民、県民の命と暮らしを守るためには到底許すことはできません。この願いは既に多くの市民共有のものとなっており、このたび請願を出された市民団体が請願とともに携えてこられた市民署名が1万9,127筆にも上っていることがそのことを物語っています。したがって、このたびの請願は極めて妥当なものであり、市議会としてももろ手を挙げて採択すべきものと考えます。  以上、市民の思いを真っ向から受けとめて、原発再稼働を何としても許さないとの決意を込めて賛成討論といたします。 ○瀧澤逸男議長 6番、中川幹太議員。               〔中 川 幹 太 議 員 登 壇〕 ◆6番(中川幹太議員) 議員個人、中川幹太として、柏崎刈羽原発の再稼働を認めないよう求める請願に対して賛成の立場から請願の賛成討論をさせていただきます。  今般脱原発に向かうさまざまな課題として電力料金がアップする、あるいは貿易収支が悪化している、さまざまな経済活動、国全体に対する悪影響が懸念をされておりますが、上越市政を預かる身としては上越市民の生命、財産を守ることが第一優先なのかなというふうに考えておるところでございます。ましてや30キロ圏内に入っているわけでございまして、上越市民が想像を絶する事態に追い込まれることも簡単に想像ができます。この請願を提出した団体の皆さんが集めた署名、市外の方の分を除いても1万7,000筆以上が集まっていることになります。これは、上越市民の不安をあらわしているには余りある数なのかなと思います。さまざまな全国の世論調査の結果を見ても、今や脱原発という方向は日本のエネルギー政策の既定路線なのかなというふうに感じているところでございます。繰り返しますけども、上越市民の生命、財産を守ること、また数少ない隣接自治体が明確なメッセージを発すること、これが国、県あるいは東京電力などの関係団体の今後の対応に対する大きな影響力、緊張感を与えることができるものというふうに考えることから、この請願に賛成をさせていただきたいと思います。 ○瀧澤逸男議長 以上で通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより議題を採決いたします。  本請願を採択と決することに賛成の方の起立を求めます。                〔賛  成  者  起  立〕 ○瀧澤逸男議長 起立少数であります。  よって、本請願は不採択と決しました。                〔「議長、動議」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 江口議員。 ◆27番(江口修一議員) 柏崎刈羽原発の再稼働に関する意見書を提出したいので、休憩を求めます。                  〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 ただいま江口修一議員から休憩の動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。  よって、本動議を直ちに議題とし、採決いたします。  お諮りいたします。  本動議のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本動議は可決されました。  この際、しばらく休憩いたします。          午前11時34分 休憩                                    午後 1時15分 再開 ○瀧澤逸男議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                        〇 △日程追加 発議案第21号 ○瀧澤逸男議長 ただいま武藤正信議員外5人から発議案第21号柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に関する意見書の提出についてが提出されました。  この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、この際、発議案第21号を日程に追加し、議題とすることに決しました。  日程第4、発議案第21号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  17番、武藤正信議員。               〔武 藤 正 信 議 員 登 壇〕 ◆17番(武藤正信議員) 17番、武藤正信であります。それでは、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に関する意見書案の提案理由を申し上げます。この意見書を提出するに至った経過を説明した後、案文を朗読させていただいて提案理由といたします。  今定例議会につなげよう脱原発の輪上越の会代表、植木史将さんより柏崎刈羽原発の再稼働を認めないよう求める請願が提出されました。この請願については、総務委員会に付託され、審査されました。総務常任委員会冒頭、請願提出者の植木さんから請願に対する意見陳述が行われた後、委員による請願提出者への質問、答弁があり、引き続き委員会で審査が行われました。請願提出者の意見陳述及び委員会の審査内容をしんしゃくした結果、先ほど総務常任委員長が報告されたとおり、委員会では賛成少数により不採択となりました。そして、先ほどの本会議においても請願については賛成少数で不採択となったのであります。そこで、請願が不採択との結論だけでは隣接自治体である上越市議会として市民に対しての説明責任が果たされないとして、議員発議による意見書を提出するものであります。  それでは、案文を朗読いたします。             柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に関する意見書  東日本大震災に伴う福島第一原発事故は、立地自治体初め、周辺地域十数万人の市民が放射能汚染からの避難を余儀なくされました。事故後、1年半を経過した今も、新潟県内や当上越市への避難者の帰還目途が立っていません。  事故検証作業のため、本年7月末までに民間・国会・東電・政府の各事故調査委員会の調査報告書が出そろいましたが、電源喪失等の事故原因に対するそれぞれの検証結果は見解が分かれており、かつ放射性物質の漏出特定箇所の断定には至らず、いまだ真相解明がほど遠い内容と言わざるを得ません。  そして、何よりもこの事故検証を受けて、原子力防災対策の見直しや放射能汚染防止のための法的枠組み等、今後の原子力安全対策の全ての指針が確立されたわけではなく、全国の原子力発電所に対する国民の不信と疑問が払拭された状況にありません。  このような中、去る5月、東京電力が2013年度中に柏崎刈羽原発の再稼働等を盛り込んだ「総合特別事業計画」を策定し、政府はこれを認定しました。これを受け、東京電力は同原発の来年度からの再稼働に向けた準備を進めています。  しかし、再稼働には不安も多く、新潟県内においても県技術委員会が独自の検証を進めていますが、現段階において、柏崎刈羽原発の再稼働には問題があり、隣接自治体である上越市議会としても市民の安全安心が確保されるまで、同原発の再稼働には賛同できるものではありません。  よって、国及び県におかれては、同原発の再稼働の判断に対しては、さらなる徹底した検証と慎重な対処をされるよう強く求めます。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成24年12月17日                                   上 越 市 議 会  全議員皆様の御賛同をよろしくお願いをいたします。 ○瀧澤逸男議長 これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 質疑はないものと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議案第21号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、発議案第21号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  15番、内山米六議員。               〔内 山 米 六 議 員 登 壇〕 ◆15番(内山米六議員) たくさんの傍聴者の皆さん、大変御苦労さまでございます。会派みらいの内山米六でございます。今ほどの柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に関する意見書について、賛成の立場で討論いたします。  確かに3.11大地震、大津波の直撃で東京電力株式会社福島第一原発は過酷事故によって多量の放射性物質を放出。陸海問わず広範囲にわたり放射能汚染を引き起こし、多くの住民が避難を強いられ、農林水産物などの被害や子供たちの健康をも脅かしています。そして、今もって大勢の人たちが不安を抱えながら避難生活を送っているという悲惨な現実はまことに心痛いものがあります。これらの現実や我が娘家族が放射能の影響を受け、我が家に逃げ帰った事実などから、できれば即刻代替電源に移行し、原発の再稼働は認められないとなります。しかし、仮に全国の原発の再稼働を認めない場合の影響を冷静に見きわめたとき、現段階において再稼働を恒久的に認めないという願意に基づく先ほどの柏崎刈羽原発の再稼働を認めないよう求める請願書には賛同できないところでした。  そこで、全ての原発を再稼働しないとしたときの影響についてですが、この件は既に総務常任委員会で述べていることでありますが、市民の皆さんからも御理解いただくために再度申し上げておきたいと思います。1つ、政府の需給検証委員会の試算によれば、原発の発電電力量年間2,800億キロワットアワーを全てLNG火力と石油火力でカバーした場合の追加的な燃料コストの増加は、2011年度は約2.3兆円、2012年度は約3.1兆円の増加と試算され、毎日100億円近い国富が中東に流れていくことになるということ。  2つ、この燃料費は電気代に転嫁されることになり、3兆円というのは電力会社の収入の2割に相当し、長期的には電気代は2割ぐらい上がるだろうと言われ、また電力コストが上昇すると、個人消費の低迷や企業の海外移転などによってGDP、国内総生産は0.9%下がり、これは最近20年の平均実質成長率と同じで、政府は名目3%、実質2%成長を目標にしているけれども、その半分近いGDPが原発だけで吹っ飛ぶとしていること。  3つ、日本の二酸化炭素、CO2排出量は大幅にふえ、2020年までにCO2排出量を1990年比マイナス25%にするという国際公約の実現は極めて無理となること。  4つ、このように家計のみならず企業の海外移転も現実味があり、雇用も不安定、国内経済に深刻な影響を及ぼすとともに、CO2排出量では国際的な批判を浴びることは必至であると思うこと。  5つ、加えて使用済み核燃料の再処理後の高レベル廃棄物は地下300メートルよりも深い地層に埋め捨て処分するという法律はあるものの、万年単位に及ぶ超長期にわたって安定した地層が必要で、地震国日本では極めて危険な処方と言え、現状は原発の廃炉プロセスも含めその技術が未確立であること。また、貯蔵能力に迫る使用済み核燃料の貯蔵プールでの危険な保管状況も極めて心配であること。  6つ、再生可能エネルギーにおいては原発の電力量をすぐ代替できるだけの技術が確立されていないこと。  これらのことから、原発に関しては人類永遠の課題として、目に見えるところで多くの人がかかわりながら、再生可能エネルギーの技術開発や廃炉に向けた体制と放射能を克服する技術確立をすることを最優先に取り組むべきと思うことです。  さて、先ほど市民団体からの請願書でありますけれども、不採択としたことは、言いかえれば上越市議会が現状をもって柏崎刈羽原発の再稼働を認めたと受けとめられかねないということであります。そこで、上越市議会は現段階における柏崎刈羽原発の再稼働について、市民の安全、安心が確保されるまで賛同できないことを明らかにすべきで、私としては以下のとおり考えるものです。  1つ、昨年当市議会6月定例会において、福島第一原発事故にかかわる放射能汚染の徹底した調査、評価と正確な情報開示を初めとする国民の命と暮らしを守るなど、原子力発電とエネルギー政策全般についてまとめた原子力発電所の段階的縮小と再生可能エネルギーへの転換・促進を求める意見書を関係機関に提出しています。しかし、当市議会の意見書提出後においてむなしくも原発敷地内に活断層が走る存在、安全が疑われている大飯原発を再稼働するという新たな事態が起きていること。  2つ、一方、本意見書でも述べているとおり、東京電力株式会社では柏崎刈羽原発を来年度からの再稼働に向けて準備を進めていますが、福島第一原発のあの大惨事の原因究明、検証が完全に終わっていない段階で柏崎刈羽原発が安全だという保証はどこにもありません。  3つ、このように当市議会がさきに提出した意見書の本意が尊重されず、福島第一原発過酷事故の検証も確たるものがないまま、安全が疑われる大飯原発を再稼働したという事態に鑑み、まずは福島第一原発過酷事故の検証を優先させ、その結果に基づき、いかなる過酷事故にも耐える安全対策が確認できるまで再稼働には賛成できないと強く思うことです。  以上、世界最大級の柏崎刈羽原発の立地隣接市の上越市議会として、改めて本意見書を提出することは大変意義があるものと賛成するところであります。どうか全議員の皆さんの賢明な御判断をいただいて、全会一致でこの意見書が成立しますことを心からお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 ○瀧澤逸男議長 以上で通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより議題を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                〔賛  成  者  起  立〕 ○瀧澤逸男議長 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  ただいま可決されました意見書の提出先、その他の取り扱いについては、議長に一任願いたいと思います。  これに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、意見書の提出先、その他の取り扱いについては議長に一任と決しました。                        〇 △日程第5 諮問第6号及び第7号 ○瀧澤逸男議長 日程第5、諮問第6号及び第7号を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。  村山秀幸市長。                  〔市  長  登  壇〕 ◎村山秀幸市長 本日提案いたしました案件につきまして、その理由を御説明申し上げます。  諮問第6号及び諮問第7号は、人権擁護委員候補者の推薦についてであります。平成25年3月31日をもって任期満了となります人権擁護委員、栗原ノブ子氏を引き続き、また本年6月30日付で辞任された人権擁護委員、吉村信幸氏の後任として岩野秀人氏をそれぞれ人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。  以上、提案理由を申し上げましたが、慎重御審議の上、速やかに御賛同くださるようお願いを申し上げます。 ○瀧澤逸男議長 これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 質疑はないものと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております諮問第6号及び第7号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、諮問第6号及び第7号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 討論なしと認めます。  これより議題を採決いたします。  諮問第6号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。  諮問第6号はこれに同意することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、諮問第6号はこれに同意することに決しました。  諮問第7号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。  諮問第7号はこれに同意することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、諮問第7号はこれに同意することに決しました。                        〇 △日程第6 発議案第19号及び第20号 ○瀧澤逸男議長 日程第6、発議案第19号及び第20号を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。  17番、武藤正信議員。               〔武 藤 正 信 議 員 登 壇〕 ◆17番(武藤正信議員) 発議案第19号及び第20号について提案理由を申し上げます。  いずれも地方自治法の一部改正を受け、所要の改正を行うものであります。  最初に、発議案第19号の中の上越市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正では、政務調査費の名称を政務活動費に改め、政務活動費を充てることができる経費の範囲等を定めるものであります。  また、上越市議会委員会条例の一部改正では、地方自治法から削除された委員の選出方法、在任期間に関する規定を条例に規定するものであります。  さらに、上越市議会基本条例の一部改正では、議長等の臨時会の招集請求に対して市長が招集しないときの議長の臨時会招集義務等を規定するものであります。あわせて関連する条例を改正するものであります。  次に、発議案第20号上越市議会会議規則の一部改正については、本会議においても公聴会の開催及び参考人の招致を行えることを明確に位置づけ、議会における市民参画の機会を拡大するため、配付した案文のとおり規定することとしたものであります。  以上、提案理由を申し上げましたが、全議員の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○瀧澤逸男議長 これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 質疑はないものと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議案第19号及び第20号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、発議案第19号及び第20号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 討論なしと認めます。  これより議題を採決いたします。  まず、発議案第19号を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  発議案第20号を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。                        〇 △日程第7 閉会中の所管事務調査について ○瀧澤逸男議長 日程第7、閉会中の所管事務調査についてを議題といたします。  本日付をもって総務常任委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付のとおり申し出がありました。  お諮りいたします。  閉会中の所管事務調査について、総務常任委員長の申し出のとおり決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀧澤逸男議長 御異議なしと認めます。  よって、閉会中の所管事務調査については総務常任委員長の申し出のとおりと決しました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  これにて平成24年第5回上越市議会定例会を閉会いたします。  慎重御審議大変御苦労さまでございました。                                      午後1時38分 閉会...